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これからの人生は「書けるが勝つ」文章能力はそのまま業務能力に比例すると思う

自分の専業は写真関係だったりデザインだったりクリエイティブな業種ではあるものの、今それだけだとなかなか難しいものがあります。

まして、大手広告代理店や雑誌社と提携しているスタジオならまだしも、フリーランスなどミジンコですミジンコ

もっとも、そんな大手企業やメディアも大変な感じもしますが。むしろフリーランスの方が小回り効いて良かったりすることのほうが多いかも。そのへんの考察はいずれ、ということで。

いずれにしても、これからの社会において業務レベルで並列できるスキルは絶対あった方が良いと思うのです。
これからはますます掛け算の世界。もちろんその並行感が増してくれば来るほどに、超特化型の職人性というのも一方で重要視してくるでしょうが、これは本当に人間しかできない分野に限られてくるので見極めも重要になってくるかと。

一般企業に務めてるならなおさらよくよく考えたいところですね。
副業副業っていうのも騒がれています。

自分が今関係している職業を拡張できるようななにかとはなんでしょうか。

けっこうなんでも掛け合わせることは可能だとも言えると思うのですが……たとえばあなたが営業職だったとして、

  • 営業職に×デザイン → 資料作りやお客さんへの提案が洗練された感じになりますね。
  • 営業職に×写真なら広報の一環としてインスタみたいなツールもさらに有効に使えるかもしれません。

あるいは最近のトレンドみたいなところで営業職に×アクセス解析スキルなどもウェブを使った提案として強化できるように思います。

デザイン・写真・解析能力これらのジャンルはそれぞれ個別にも職業として成り立つものでもありますが、逆にいうともはやこの単一カテゴリーを広くカバーしようとするのは得策ではない、ということです。

専門性は大事ですが、あるジャンルに限った中の専門性をいくつ細分化して極めていくではなく、それぞれをひとつづつ尖らせて組み合わせていく
Aというジャンルから、A-1・A-2・A-3とかではなく、A-1+B-3+C-7みたいな。
「営業職に×デザイン」だったらそのデザインはなにもウェブとか印刷物とかいろいろではなくて、たとえばパワーポイントやキーノートを使ったプレゼンスライドのデザインのみ得意、みたいな。

そんな中で自分が注目しているのは「ライティング」。文章を書く能力です。
いまさらな感じもしますし、情報があふれるこの世の中で、もっと言えばSNSなどでも写真が重要なポイントを占めているという流れの中であえて文章というのもどうなのか? と思うかもしれませんが、むしろこの分野こそ書ける人間と書けない人間が極端に分かれていっているように思います。
ちゃんとした文章を書ける人はむしろ減っているように思います。それにはいろいろな要因があると思うのですが、これからますますちゃんと書けて情報を提供する側に回っていく人間とただ読むだけで消費していく人間との溝は大きくなってくというか。

他の分野にもそういう文章能力はすごく影響していて、たとえば写真でもデザインでも本当の意味で良い成果を上げていたり売れている人間は往々にして文章や言葉を大切にしているものです。ビジュアルで表現する分野こそ一番危ういかもしれないですね。作っている側も見ている側も百聞は一見にしかずになってしまって本質を伝えようとしている(受けとろうとしている)のかすごく表面的な感じになっているような。

きっとこれはどんな分野においても通じる話なのではないでしょうか。

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ということで自分は今年、写真xデザインの他に×文章ということでかねてから受講したかった天狼院書店のライティングゼミを受講しております。
プロ級のライティングスキルにまで伸ばしたいですが、プロのライターになりたいのかというとそうでもない、言ってしまえば写真もデザインの能力もプロフェッショナルでありたいですが、プロフォトグラファーやプロデザイナーだけである、ということにはなりたくない。そんな感じです。

今回このゼミを受講してひたすら毎週2000文字を書いて提出して、一定の基準を超えるとWeb天狼院書店で掲載されるのですが。今のところ掲載率よりもとにかく書いて提出するを絶対に落とさないことで筋力を上げている感じですね。

そこから先はどうしようかまだ考えている最中ですが、フォトグラファーたちで始めたウェブメディアや知り合いのメディアに書かさせていただいたり、もっと具体的に下積み的な業務として「仕事をしながらスキルアップ!【サグーワークス】」みたいなものもある種の責任感を伴って良いかもしれないなと思っています。天狼院書店のプロフェッショナルゼミを目指しても良いかなとも思うのですが、方向性というものもあるので。

なによりも文章は思考の整理というか、文字として残っていくと自分自身がその結果を俯瞰して視えるようなところがあってより冷静に客観視できるような気がしていて良いトレーニングだとも思います。

個人的にはもっと早く打鍵できるキーボードが欲しい……CHERRYのスピードシルバー軸とか。でも天狼院書店の店主の三浦さんはMacBook proで5000文字を40分とかで打つらしいんですよねぇ……まさに弘法は筆を選ばず。

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by カエレバ