失敗しない!UQモバイルへのMNP乗換ポイント解説(そのほか各社にも通じます)

自分は2015年にソフトバンクからIIJmioにMNPしました。それが最近ちょっと遅く感じるようになってきたり、ライフスタイルに合わなくなってきたのですが、ここで昔はニーズに合わなかったUQモバイルが妥当な感じになってきたこともあり、2018年→2019年のタイミングでネットの割引キャンペーンを利用して移行を考えています。

ここではその知見のシェアをしたいと思い自分なりのニーズと考えを踏まえ、まとめて行きたいと思います。
一般的なキャリアや格安SIMへの考え方や利用のメリットはなんだかんだ人それぞれだったりするので、自分に近い人は良いでしょうしそうでない人も当然いるということで、参考程度になればと思います。

まず、格安SIMの類に乗り換える際の注意点をおさらい(普通にdocomo・au・softbankからのMNPでもチェック項目だとも言えます)しておきたいと思います。

そもそものキャリアやブランドの立ち位置の話はまた別で……一部共通して通用する情報もあるでしょうが、まずは自分が移行を考えているUQモバイル完全推しで書いていきます。

まずは押さえておきたいUQモバイルなどサブブランドSIMのポイント5つ

  1. キャリアメールは使えない
  2. 転出側へと転入側に、両方に手数料が発生する
  3. SIMカードのサイズは3種類くらいあるので、事前にサイズは要確認
  4. 機種によってはテザリングが使えない
  5. 格安SIMだと、機種の選択肢に制限がある
  6. 《おまけ》海外でデータ通信(データローミング)はできない

UQモバイルにMNP乗り換えする際の注意点、その1:キャリアメールは使えない

@docomo.co.jp・@ezweb.ne.jp・@softbank.co.jpとかのキャリア名がついているアドレスをお使いの場合、それをそのまま利用はできません。
UQモバイルの場合、@uqmobile.jpというのが作れるっぽいのですが、そもそもこのご時世でキャリア(端末)に依存しているキャリアメールを使うのはおすすめしません。
これからの時代、携帯電話はこのさきも頻繁に入れ替わるものだと思うので、メールアドレスはネット上(クラウドベース)で利用するのが良いと思います。
ということで、@softbank.co.jpとか使っている人はgmailやyahoo mailを作ってそちらに順次以降しておきましょう。
キャリアメールでなにかサービスの登録をしている人は要注意です。あとからログインできない!ということにならないようにしましょう。

まずは周辺の整理をキチンとするのがMNPなどSIMキャリア変更の鉄則です。

UQモバイルにMNP乗り換えする際の注意点、その2:転出側へと転入側に、両方に手数料が発生する

精神的引き止めとか?事務手続きだったり、受け入れ先もSIMカードの物理的な発行が必要だったりで経費がかかるのはまぁ仕方ないとしましょう。
iijの方の転出は3,240円、UQモバイルの方もSIMパッケージ価格3,000円ということで6,240円かかるということに。

この費用分を相殺するためになにかしらキャンペーンを利用する、という手段があるのかなと思います。

あと、特に大手キャリアの場合で、契約期間が2年とか縛りがある場合、解約する際に違約金が発生する場合もあります。ところにより26ヶ月目、などタイミングでそれが発生しないというのが常だと思うので、上手くスケジュールを立てたいところです。

UQモバイルにMNP乗り換えする際の注意点、その3:SIMカードのサイズは3種類くらいあるので、事前にサイズは要確認

iPhoneからアンドロイドの端末とか、古い端末から最近の、などでSIMカードが違うっていうケースは結構あります。これは使用する予定の端末によって変わるので、それをぜひ確認した上で申し込んでください。あとから変更しようとすると再発行の手数料など時間と費用のロスになりますので。

UQモバイルにMNP乗り換えする際の注意点、その4:機種によってはテザリングが使えない

自分としても現在のスマホ利用のニーズって半分以上「テザリング」なので。自宅にほとんどいないので回線は引かずテザリングで一通りやっています。とりあえず、これまで使っている端末と同じものを利用するなら、SIMのサイズさえ間違わなければ問題ないということで大丈夫なのですが、MNPの際にプラン+端末とかで、スマホも入れ替わる場合ご注意ください。
<その端末の状況を知るにはこのへんを>
https://www.uqwimax.jp/products/mobile/sim/devices/

UQモバイルにMNP乗り換えする際の注意点、その5:格安SIMだと、セットの場合の機種選択肢に制限がある

docomo・au・softbankを一番広いメインキャリアだとすると、UQモバイル(docomo・auのサブ)やY!mobile(softbankのサブ)などサブキャリアやmineo、楽天モバイル、iijmioそれ以降のものとではSIMと端末セットの場合に機種の選択肢に制限があります。
たとえば、UQモバイルではiPhone Xはセットにできません。7か6sになります。
常に最新の端末のほうが良くてそれを月々割をしたい場合は、けっきょくはメインのキャリアのほうがいい場合もありそうですが、そこは費用感とトレードオフということで。

UQモバイルにMNP乗り換えする際の注意点、おまけ:海外でデータ通信(データローミング)はできない

海外で使う、というシーンがどれほどあるかは人によって違いますが、地味に考えておけたら良い項目ですね。
国際ローミング対応機種は音声通話とSMSを利用できますが、データ通信はできません。電話はできるけど、普通にネットを見ることはできないということです。というか、海外行ってそのまま電話すると高いのであんまり使わないと思いますが。旅行の際などは別途気をつけたいところですね。通話が必要な環境であれば、現地でプリベイド電話みたいなのを空港で手配したほうが良いと思いますし、データ通信は別途wifiルーターを手配していくのが良いです。海外の主要都市ではけっこうwifi使えるところも多いので、自分は毎年1週間くらいフランスのパリに行く機会がありますが、わりと公衆wifiだけで乗り切れます。

さて、以上点を事前に確認・了解したら、次はタイミング的な話です。

MNPを始めるタイミングのポイント3点

  1. MNP元とUQモバイルの契約名義人は同じ必要がある
  2. UQモバイルの初月基本料は日割り。データは繰り越せる
  3. 解約する方の月利用料は満額請求になる

タイミングとともに最終確認、その1: MNP元とUQモバイルの契約名義人は同じ必要がある

自分みたいな個人名義で契約している人間は良いですが、家族などで誰かが名義人になっている場合は、事前の調整や相談が必要ですね。UQモバイルにも「UQ家族割」というのがあるので、まるっと切り替えるのが良いのかなと思います。その場合のMNPの各タイミングなど細かい注意点が起きそうですが、そのへんは自分にとってニーズがなかったのでちょっと情報不足ですね。。

タイミングとともに最終確認、その2: UQモバイルの初月基本料は日割り。データは繰り越せる

UQモバイルで最初の月の基本料は日割り計算されます。そして「データは繰り越せる」のでほどほどに月の後半がタイミングとして良さそうです。MNPの場合、予約番号の取得の日数と切り替え時のタイムラグもあるので、手続き的に余裕もある程度欲しいですよね。

タイミングとともに最終確認、その3: 解約する方の月利用料は満額請求になる

たとえばIIJmioの場合(そして多くの場合)その月の途中で解約したタイミングがいつであろうと、「締め日」がいつなのかが大切です。
解約成立したその月の利用料は満額請求になりますので。原則、回線切替を実施した日が解約日となります。手続きを進めて行く中で、うっかり締め日またいで回線切替とかになると、翌月分がまるっと請求されるので注意が必要です。
例えばsoftbankなどは10日や20日、そして月末など種類があるので予め確認の上計画を。

おさらいとして
ということで、MNPにはとにもかくにも計画性が大切。まずは以下の項目をちゃんと把握して、

  1. キャリアメールは使えない
  2. 転出側へと転入側に、両方に手数料が発生する
  3. SIMカードのサイズは3種類くらいあるので、事前にサイズは要確認
  4. 機種によってはテザリングが使えない
  5. 格安SIMだと、機種の選択肢に制限がある
  6. 《おまけ》海外でデータ通信(データローミング)はできない

以下の3点がスケジュール的に問題ないことを確認しましょう。

  1. MNP元とUQモバイルの契約名義人は同じ必要がある
  2. UQモバイルの初月基本料は日割り。データは繰り越せる
  3. 解約する方の月利用料は満額請求になる

上記がOKであれば、
まずは現在使っているキャリアでMNPの予約番号をゲットです!
大手キャリアの場合、結構食い下がってくるのではないかと予想されますが(自分はそうだったので)メンタル強めで押し通してくださいね!

で、自分はどう考えたかというと。

キャリアメールは使えない問題→gmailがあるから大丈夫
そもそもiijの前はsoftbankだったのですが、すでにその頃からgmailに移行していたので、iijのころもいわゆるキャリアメールは利用していなくてこの問題はOK

転出側へと転入側、両方に手数料が発生する問題→番号の必要性を改めて考える
そのためにネットのキャッシュバック利用という考えだったのですが、ここでそもそものところ「番号ほんとに使ってないんだよな…」ということに気がつき、これまで一応番号を残したまま利用してきたものの、なんとなく「もったいない」というか。昔の誰かから連絡があるかもしれない、みたいな不思議な義務感に駆られだったのですが、個人的にはもはやなくても良くない?という気がして。
ただし、公的機関とか、あとネットサービスでも認証で番号必要なことは多いのでまったくなくすわけにはいかないのですが・・でも同じ番号を継続する必要はないよな・・ということで。この先、その都度新規に発行すれば良いのではないかと。MNPの転出手数料(&手間)と数年ごとに番号が変わるリスクを考えると今だったらどっちが良いか、ということで「過去を捨てる」ことにしました。

gmailとかに紐づけている番号の登録を切り替える必要はあるものの……たぶんそれはあとでもできる。

ただ、いずれにしても、一度番号リリースしちゃうと戻すのはきっと不可能ですよね。
ここでちょっと思うのが、「長年保持していた携帯番号を手放し再利用されるとした場合に考えられる件」つまり解約一定期間後に別の人に取得される可能性があるわけですが、これがリスクになるか?という点です。これはもうちょっと考えてみたいと思います。

SIMカードのサイズ問題→これはちゃんと調べればOK

種によってはテザリングが使えない→これは今使っている端末が対応しているのでOK

格安SIMだと、機種の選択肢に制限がある→ひとまず現状の機種のままで良いし、UQモバイルのセットには求めている機体がないのでひとまずOK。

海外でデータ通信(データローミング)はできない→これも来年またパリに行っても日本の携帯を現地で使いことはまずないのでOK。

と、ここでどちらかというとMNPよりも単純にIIJを解約して、UQモバイルの契約を新規にする、というのが良さそうです。
そしてタイミングの問題についてはIIJの締め日に気をつければOKということで。

続く…